掃除機能付きエアコンって掃除が必要ないってイメージがありますよね

ただ1000台以上分解洗浄している経験から言うと年数が経ってる掃除機能付きのエアコンは掃除機能のついていないエアコンに比べて逆に汚い場合が多いです、、、

それでは掃除機能付きエアコンの内面を撮った写真をご覧ください

10年使ったお掃除機能付エアコン
5年前後の掃除機能付きエアコン

本体はこのようにホコリまみれ、カビもかなり生えてますね、、

では分解したパーツはどうでしょう?

外したパーツ

中々衝撃的な画像です

どうして掃除機能がついているのに汚れるのか?

実は一般的に言われる掃除機能ってフィルター自動掃除機能になるんです

フィルター掃除機能ってことはフィルター以外の部分を掃除してくれるわけじゃないんです

また話すと長くなるので別のブログで書きたいと思いますが、フィルター掃除機能付きのエアコンだからといってフィルターが綺麗な状態を維持出来てるかも別問題になります。

フィルター掃除機能付きっていうとかなり高度なことを内面でやってくれてそうですが仕組みは大体がブラシで擦ってホコリをダストボックスに誘導するか、小さい掃除機が付いてて外にホコリを排出するってレベルなんです

これだけ聞くとまあ掃除してくれてる分だけ、掃除機能の付いたエアコンよりはマシかなって思いますが、、

全然マシじゃないんです

なぜマシじゃないのか、それはフィルター掃除機能を使うとブラシで擦られたホコリが取りきれずフィルターでこされて内側に落ちたり、ダクトやダストボックスが詰まってホコリが逆流することも多いです

もちろん全くホコリが取れてないわけではないんですが9割ホコリが取れても1割のホコリは落ちるようなイメージです

最初の1年であればそれほどでも無いんですが、数年経つと、フィルター以外の部分はノーマルのエアコンよりも大体汚れてることが多いです

最近出てきた熱交換器の凍結洗浄、ファンブラシ、プラズマクラスターのどれも汚れないとは言えないです

カビの生えたプラズマクラスター発生部

特にフィルター掃除機能でお勧め出来ないのが自動排出タイプになります

昔はシャープとパナソニックが自動排出タイプ、それ以外のメーカーがダストボックスタイプだったんですが今はパナソニック以外はダストボックス式に切り替わってます

なぜお勧め出来ないのかというと自動排出タイプのほとんどがダクトの内側に静電気でホコリがつき数年で詰まることが多いんです。

さらにここが詰まると9割9部の業者が掃除が出来ないです。メーカーに依頼しても部品交換になり高いお金を払わなければなりません。

写真をご覧ください。

ダクトの詰まったお掃除ユニット
ホコリの詰まったホコリ排出部品

ダストボックスは自分で数年に1回、ボックスの掃除をすれば済みますが自動排出タイプは自動でホコリを外に排出するのでダストボックスの掃除いらずですを売りにしていますが、数年使うと詰まってないエアコンはないレベルでホコリが詰まってます

これがどういうことかと言うとホコリを外に排出出来ないので、せっかくフィルターで止めてるホコリが掃除機能が働く度にわざわざ内面にホコリをばら撒いてる状態です

こうなると汚れは一気に加速します

掃除機能付きのエアコンは利益率が高いのでエアコンを買う際にはお勧めされますが掃除業者で掃除機能付きをすすめる業者は殆どいません。

最近では容量の大きいエアコンは、大体が掃除機能がついていますが、カタログで探すと掃除機能のついていないタイプも見つかりますので、出来る限り掃除機能のついてないシンプルなタイプか、もし好みのシンプルタイプがない場合は自動排出タイプではなくダストボックスタイプのエアコンを選びましょう。

お勧めのメーカーは三菱です

パナソニックのエアコンは特に掃除機能のついたユニットの掃除レベルに差が出ますので品質重視のお客様はアースクリーンにおまかせください!

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